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キャロット【グースベリー】引退(9/7~10/8) 

グースベリー 美浦・大竹正博厩舎
父ワークフォース×母ラズベリータイム/母父フジキセキ 2013年3月22日生
※近況記事及び写真は、キャロットクラブ様より許可を得て転載しています


9/7 大竹厩舎

7日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬は着差はそうないので内容は評価できるのですが、新潟最終週を使い優先出走権を持っていないということは限定未勝利戦の中でいちばん下の位置づけになってしまいます。そのため、出られるかどうかの心配もありますから、今後に関しては状況を見ながら臨機応変に考えていく必要が出てきます。レース後の体調面はまずまずではありますが、お休みの理由となった脚元のほうはいくらか変化があってほんの少しだけ気にもなりますから、まずは今週しっかりとケアをして来週以降の出走に備えていきたいと思います。場合によっては格上挑戦も選択肢に入れていかなければいけないと思いますし、状況を見ながら柔軟に判断をさせてください」(大竹師)



9/14 大竹厩舎

14日は美浦坂路で追い切りました(55秒3-39秒6-25秒2-12秒5)。
前走後の様子をよく観察していましたが、体調面は悪くないものの、いくらか骨りゅうのある脚元が敏感になっているかなという印象を受けます。このまま行けなくもないのですが、今の未勝利の状況から新潟最終週に使って権利を持っていないグースベリーの立場は一番きついですね。そのような入るかわかならい状況の中、脚元への気も遣いながら調整を行っていくのは得策ではないのかもしれません。そうはいっても未勝利馬ですから悩ましく、いちおう今週の競馬の可能性を信じて今朝少し時計を出したのですが、想定を見るとやはり未勝利はほぼ入らないと思える状況でした。その状況を踏まえてクラブと相談した結果、このまま500万下クラスのレースを使うのならば持ち味を活かしにくい中山で無理矢理使うよりも、左回りで、なおかつゆったりと走れるであろうと新潟戦での格上挑戦を考えたほうがベターではないかということになりました。それであれば少しの間ではあるもののケアに専念できる期間もありますからね。もちろん格上馬が相手なので簡単でないことは間違いありませんが、何とかチャンスをものにするためにはベターと思われる選択をして挑戦したいと思います」(大竹師)



9/17 NF天栄

16日にNF天栄へ放牧に出ました。



9/20 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によって坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週の金曜日にいったんこちらに帰ってきています。未勝利戦への出走は難しいと判断して早々に新潟へ切り替えられたわけですが、その間の数週間こちらで調整することになりました。短い期間になりますので緩めすぎないようにしながらも脚元のケアを行っていかなければいけませんので、無理のない程度に日を選んで、坂路で15-15くらいを乗るようにしていますよ」(天栄担当者)



9/27 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によって坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「短期間ではありますが調整自体は特に問題なく行えていました。日を選んで坂路で速いところも課していますし、順調です。大きくは変わらないかもしれないものの、パフォーマンスを発揮できるように何とか体調を整えていき、トレセンへ送り出したいです」(天栄担当者)



9/28 大竹厩舎

28日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「中山から新潟へ目標を切り替えましたので、約2週間の短期放牧で今週戻させていただきました。天栄でも良くしてもらっていい意味で変わらない状態でいたようですから、明日から早速動かしていって新潟へ向かっていきたいと思います。空きがあるレースにしか出走できないだけに、どのレースへ向かうか予定を立て難いものの、できれば新潟の開幕週か2週目あたりでの出走を考えていけるように調整していきたいですね」(大竹師)



10/5 大竹厩舎

5日は軽めの調整を行いました。
新潟開催での出走を目標に少しずつ調整を進めていこうと考えているのですが、動きを見ていると左前脚の出が今ひとつかなと感じます。継続的に乗ることで解れて歩様がスムーズになってくるようであればまだいいのですが、運動スピードが上がるごとに歩様にも出るようになっている状況です。状態を確認していると左肩に負担がかかっているのか、それが歩様にも表れている可能性が高そうです。可能な限りケアを施しながら、何とか状態を上げて競馬へ向かえるようにしていきたいと思います」(大竹師)



10/8 引退

「今回前捌き、特に左前脚の出の硬さが結構気になっていたので慎重に見ながら、でも新潟戦への出走も考えなければいけない馬なので、ケアしつつ木曜日に少し時計を出しました。しかし、フットワークが悪く、ここでは前脚がさらに出ませんでした。乗り手の話だと、ハミをかけて走らせている時はまだいいものの、スピードを上げていくために口に対するハミの圧を和らげて追おうとすると肩が出なくて前へとひっくり返ってしまいそうで怖く、手綱を離して追うことができないということでした。天栄のスタッフたちも来ていたので、一緒に状態を確認してもらったのですが、やはり良くないという意見で一致しました。また、金曜日には診療所の獣医師にも診てもらいました。その結果、肩の部分の棘上棘下筋の萎縮が見られるようになってきていて、肩甲上神経麻痺の疑いがあるとのことでした。筋肉を支配する神経に外力がかかってその箇所を傷めていることが考えられます。今思えばレース後にちょっと硬さがありましたし、単なる疲れだけではなく、もしかすると前走後あたりからそういった予兆があったのかもしれません。診療所の意見も聞きましたが、競馬は差し控えたほうがよく、また短期間での良化を見込むことはまず難しいだろうということでした。このまま無理をさせると馬にも人にも大怪我を負わせる危険があります。中山の限定未勝利戦から新潟での格上挑戦へ切り替えさせていただき、何とか前を向いて競馬を考えていけるようにしたいと思っていたのですが、このような結果となってしまい誠に申し訳ございません」(大竹師)
帰厩後の様子を見ながら動かしていると段々と肩の出の悪さが目立ってきたということで今週も慎重に見てもらっていましたが、少し強めの調教を行ってみたところ転倒の恐れがあるほど前脚が出ない走りをしていました。原因は掴めていないのですが診断の結果、肩甲上神経麻痺という症状が疑われることがわかりました。大竹正博調教師もこれまでの過程を考えて非常に悩まれておりましたが、今のまま競馬へ向かうのは好成績を収めることはおろか、人馬ともに命の危険にさらすことにもなりかねません。そのことから苦渋の決断ではありましたが、ここで判断し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。お時間をいただいたにもかかわらずこのようなことになってしまい大変申し訳ございません。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。



 9月3日未勝利戦9着の結果を受けて、引退を言い渡されても仕方ないと思っていましたが、まさかの格上挑戦表明。新潟を目標に調整されていた中、肩甲上神経麻痺の疑いが発覚。今思えば馬自身は、前々からSOSのサインを出していたんですね…。
 最終的には、人馬共に命を落としかねないという状況まで来てしまいました。ここまで来たら、もうごまかしごまかし進められるレベルではありません。
 デビューから引退までちぐはぐ感が拭い切れず、グースベリーには気の毒なことになってしまいました。「たられば」はナシですが、もう少し牧場と厩舎の連携がとれていたら…と思わずにはいられません。
 抽選が通った時は嬉しかったし、四肢の白いソックスは可愛らしく感じました。グースベリー、お疲れ様でした。ありがとう。

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